コラム

ココロン博士の子育てゼミナール*11月

はいはい、みなさんこんにちは。

さて、子が「サンタさん、来てくれるかな?」と不安げに言ったりしてはおらんかな?
あるいは、「いい子にしていないとサンタさん来てくれないよ」と声をかけてはおらんかな?

大人は、しつけや冗談のつもりで“ちょっとした脅し”を言うことがあるのう。
すると子は、「自分はサンタさんに嫌われてしまうかもしれない!?」と本気で不安になる。

これは、サンタが「○○できたら認める」「○○しないと愛されない」といった、行動に条件をつけて認める“条件付き承認”をするということになる。
サンタを使ったしつけは、子に「条件を満たさない自分には価値がない」と思わせてしまいやすい。

また、世間一般的に「サンタさんはみんなに平等で優しい人」となっているのに、「言うことを聞かなければ来ない」とは、矛盾していて、子の混乱を招く。

そして、最初はサンタのスタンスに深く傷つきつつも、プレゼント欲しさにいいこでいるが、成長とともに、「プレゼントいらないなら、悪いことしてもいいんだ」と反感を持つようになる。

やがてこの積み重ねは、「人は信用できない」「優しさには裏がある」といった不信感を心に刷り込むことになる。

意識したいのは、「行動が良くない」ということを伝えるときに、「そんなことをする子は嫌い」というような「そんなことをする子は・・」といった、子の存在そのものを否定するような言い方をしないこと。叱るべきことがあったら、ただ「それはしてはいけない」と、行動の善悪を伝える。

子の存在や性格を否定するような言葉や物でつるような言い方は避ける。

また、特別なことがない限り、子に配慮して、「でもあなたのことは好きだよ」と愛情を添える言葉を言うこともしないようにする。
「好き」と言葉で言ってほしいためにわざと叱られるような行動をする子が出てきてしまう。

大切なのは、「善悪は善悪として伝える」こと。

「○○さんに叱られるよ」と人をつかわない。
「〇〇あげないよ」と物で言うことを聞かせようとしない。

こうした、何かに関連付けたり、かこつけたりして人を操作する姿を見せることは、子の人格に大きな影響を与える。

「バレなければ何をしてもいい」
「誰も見ていなければ、いいことはしない」
「見られていなければ頑張らない」
「何ももらえないならやらない」
「得にならないならやりたくない」
「頑張りたくないから、なにもいらない」

といった発想から、「やりたくないことはやらない」だけでなく、「やりたいことしかやらない」子になりかねん。

社会で生きていく上では、たとえ気が進まないことであっても、責任を持ってやり遂げる姿勢が求められる。

しかし、選り好みの傾向が定着すると、社会的な義務やチームで果たすべき役割を軽視しがちになり、結果として責任感や義務感が育たず、自己中心的で無気力な人間になりやすい。

躾や道徳は、「良いことは良い」「悪いことは悪い」、「すべきことはする」「やりたくなくてもやらなければいけないことはある」と、毅然とした態度で、善悪の判断は子の心の中に持てるように訓えていく。

そうすることで、子の自己肯定感は爆上がりじゃあ。

2025年11月19日

ココロンはかせの子育てゼミナール

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