はいはい、みなさんこんにちは。
さて、子に「保育園、楽しいよ!」「友達たくさんできるといいね!」などと、大人が言うことがある。
大人に深い意味はなく、なんとなく子の緊張をほぐしてあげたいとか、楽しいところであってほしいという、子を思っての期待から言葉にする。
しかしそれが逆効果となり、かえって、緊張感を与えてしまうことがある。
「保育園は特別なところ」と意識させ過ぎてしまったり、子の期待が膨らみすぎて、実際にその期待を超えることなく、かえってガッカリを生んでしまったり。
友達がたくさんできないことを「自分は人に好かれないのかもしれない」と不安に思ってしまったり、「友達はたくさんできないといけない」という価値観を、知らぬ間に植え付けてしまったり。
保育園を楽しめないことや、友達と遊ぶことができないことに、親をガッカリさせてしまうんじゃないかと、気にしてしまうこともある。
子が、「楽しいかなぁ、いっぱいおもちゃあるかなぁ」「いっぱいお友達いるかなぁ」などと、ワクワクしながら話してきたときは、その気持ちに共感し、「ね、どんなところだろうね!」「そうだね、お友達、たくさんいるかなぁ」と、子
と同じようなテンションで、同じように想像する。
子がイメージしている期待を、煽りすぎないことがポイント。
逆に、不安そうに話しているときには、冷静に、穏やかで明るい笑顔と声のトーンで、「そうだね、楽しいかなぁ」「いっぱいおもちゃ、あるかなぁ」と、子の目を見て、優しく、「〜だといいね」などと期待を込めずに、子の言葉そのままを、やさしい口調で、落ち着いて、自分の言葉として返してあげる。
大切なこと5つ。
① 嘘を言わないこと
② 予言しないこと
③ 適当なことを言わないこと
④ 現実をそのまま自然に受け止められるようにしておくこと
⑤ 過度に特別なイベントとして扱わないこと
これは、子が気負わなくていいように、余分に構えなくていいようにするため。
親としては、保育園は楽しいところであってほしいし、お友達もたくさん作ってほしい。
じゃが、子にしてみれば、そうもいかんことはよくあるし、そもそも環境の問題というよりも、子の気質として、集団の場やグループ遊びを好まないということもある。
しかし、だからといって、特別な問題がない限り、「じゃあ、行かなくてもいいよ」とは、なかなか言えない。
ならば、なおさらのこと、「どんなところ」で「どんな生活や人間関係になる」と、先入観を持たせて枠組みを作ってしまうのは、酷。
特に、緊張しやすい子には、いつもの生活の流れの中で、カレンダーを一緒に見ながら、「〇月〇日から、〇時に起きて、〇時に家を出て、〇〇保育園に行きます!」と、高すぎず、低すぎずのテンションで、明るく穏やかに予定として伝えておく。
「どのお洋服を着ていこうか?」「この保育園バッグを持っていこうね」と、持ち物などの準備も一緒にしておく。
「保育園に着いたら、保育園の先生にご挨拶をして、〇ちゃんは保育園で遊んで、ご飯を食べて、お昼寝して、その間、ママはお仕事をして、〇時になったらママが〇ちゃんを迎えに行くから、一緒におうちに帰って、晩ご飯を食べようね!」
などと、笑顔で明るく、できるだけ具体的に一日の流れを伝えておく。あるいは、実際に一緒にシミュレーションしておくことで、子はまず、「必ず迎えに来てもらえる」という安心感を持つ。
そして、「一日の流れがイメージできる」ことで、不安が軽減される。
「そんなこと、小さい子に言ってもわからない」と思うかもしれんが、いやいや、理解させようとすることが大事なのではない。
ちゃんと、まっすぐなまなざしで、伝える。
言葉の意味がわからなくても、子は親に対して、感覚で「信頼できる」と感じる。
その信頼の積み重ねが、子の脳を育て、言葉の理解を育んでいく。
小さい子は、大人が思っている以上に、言葉の意味がわかっていないことがある。それは、ちゃんと理解して意識しておかねばならない。
しかし、子に対し、小さいからといって、適当なことを言ったり、伝えることを怠ったり、自分本位な行動をしたりしない。
この大人の姿勢が、子の人生の生き方と、人との向き合いの軸となる。
人生のモデルは、親。
どんなに小さくても、子に対しての敬意は忘れず、一人の人間として、尊重する姿勢で寄り添っていってあげられたらええのう。
2026年03月19日
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