はいはい、みなさんこんにちは。
さて、今日のお話は「子どもの脳はどうやって育つ?」
子どもの脳には神経可塑性という性質がある。
神経可塑性とは、経験によって脳の回路が変化するという働きのこと。
子どもは走る、登る、転ぶ、作る、壊す、やり直す。
そんな遊びの中で体を動かし、考え、試し、またやってみるという経験を何度も繰り返しておる。
そのたびに脳の中では神経回路が少しずつ作られていく。
さらに脳では神経を包む膜が増えて情報が速く伝わるようになるミエリン化も起こる。
ミエリン化とは、神経の情報を“一般道から高速道路に変える”こと。
つまり子どもは
遊ぶ
↓
神経回路が作られる
↓
脳の働きが速くなる
という形で脳の回路を作っておるんじゃ。
最近は「ゲームのように楽しく学べる教材」も増えておるが、脳科学では「遊びと勉強は同じではない」ことがわかっておる。
勉強は同じ神経回路を繰り返し使う学習。
一方、遊びでは、転び方が違う、友だちの動きが違う、作るものが違う・・と毎回状況が変わる。
そのため脳では予測、修正、判断、身体調整などが働き、新しい神経回路が次々に作られる。
勉強ドリルは一本の道を何度も走る練習。
一本道を早く走れるようになっても道は広がらない。
遊びは町全体に道路を作る工事。
道路網ができるとどこへでも行けるようになる。
つまり脳の中に考えるルートが増えるということ。
初めての問題にも自分で考えて答えを見つけられるようになるんじゃなぁ。
神経科学者ヤーク・パンクセップはこう言った。
「遊びは脳の基本的な発達装置である。」
遊びは勉強の反対ではなく、遊びは勉強ができる脳の準備なんじゃ。
さぁ、子どもをたくさん遊ばせようではないか。
たくさん遊んだ子ほど、あとでしっかり学べるようになるぞよ~。
ぬほほほほ。
終わり
□ 子どもが夢中で遊んでいる姿を見て「大事な時間なんだな」と思ったことがある
□ 子どもが失敗しても、またやってみる姿を見て成長を感じたことがある
□ 子どもが体を動かして遊ぶことは脳にも大切だと思ったことがある
□ 子どもの遊びの中に「考えている様子」を感じたことがある
□ 子どもは遊びながらいろいろなことを学んでいるのかもしれないと思ったことがある
チェックが多かった人は子どもの遊びの中にある成長に気づいているかもしれません。
□ 走る・登る・ジャンプするなど体を動かす遊びも好き
□ 作る・壊す・やり直す遊びもよくしている
□ 「もう一回やる!」と同じ遊びもよく繰り返している
□ 友だちと遊びながら新しい遊びを思いついたりしている
□ 何かに夢中になってよく時間を忘れて楽しんでいる
チェックが多かったこどもは、遊びの中で脳の回路をたくさん作っているかもしれません
2026年05月19日
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