はいはい、みなさんこんにちは。
さてみなさんは「兄弟喧嘩」はどう対応しとるかな?
よくある兄弟喧嘩の仲裁として、例えば、①「どっちが悪いか」を中心に対応する。
例:「どっちが先にやったの?」「正直に言いなさい」
→A「違うよ!あっちが先にやった!(また僕が疑われてる!)」
B「お兄ちゃん(弟)が叩いた!(泣いたほうが得)」
すると、「真実は聞いてもらえない」と学び、人と心を許し合う関係が苦しくなる。
また、嘘や言い訳が優先になりやすい。
②「年上なんだから我慢しなさい」と言わなくても伝わってしまう“上の子への我慢の要求”
下の子が泣けば抱きしめに行くが、上の子は「ちょっと待ってね」と後回し。
上の子が何かを訴えると、「もう少し我慢してあげて」と“お願い”をしたり、「いい加減にして」という。
下の子には「まだ小さいから」と受け止める。
上の子「なんで僕ばっかり…」→自己存在価値が低くなる。
下の子「世の中は自分中心」と無意識に学習し、他責傾向となり、状況を解決する力(自己効力感)が乏しくなる。
③すぐに和解を促す。「もういいから謝って」「ごめんなさいって言えば終わるでしょ」
A「ごめん(納得してないけど言っとこ)」
B「いいよ!(謝らせれば勝ち)」
謝罪が儀式化し、感情整理がされない。
「自分はどんな気持ちか」「なぜこうなったのか」を振り返るチャンスを失い、メタ認知(自分の考え方やつまずきを客観的に見直す力)や感情調整力(イライラや不安を落ち着けて、集中に切り替える力)が養われない。
④喧嘩両成敗「どっちもダメ!」「もう聞きたくない!」
A「なんで僕だけ?!(説明しても意味がない)」
B「私なにもしてないのに!(どうせ怒られるなら、やった方が得)」
“正直者は損”という学習性無力感から、ひどい扱いを受けても人に助けを求めようとせずに、“どうせ無駄だ”と諦めてその場にとどまる性格になる。
など、セリフだけでなく、〇親の目線〇介入のタイミング〇声かけの順番といった、非言語的なすべての要素が「自分はどんな役割なのか」を形づくる子へのラベリング(心のレッテル)になる。
喧嘩を止めたいときは、落ち着いた声で「はーい、ちょっと待ってくださーい」と割って入り、「お話聞かせて?」とまず聴く。
双方が言い合うなら、穏やかな声のままで「じゃあ、どっちが先に話すか、ジャンケンする?それともあみだくじにする?」と楽しい雰囲気にして、子が喧嘩を忘れ、順番決めを楽しんで遊びだしたなら、その流れで一緒に遊んであげる。
そしてその日のうちに、両方の子にわからないところで「今日はどうして喧嘩になったのか、よかったら教えてくれる?」とそれぞれ、話を聴いてあげる。
あるいは、「じゃあ、別々に聞こうかな?」と相手から見えない場所で個別に話を聞く。
「そっか、嫌だったね」などと感情に共感しつつ、叩かなかった・貸せた・我慢したなどの“できたこと”を具体的に全部拾って褒める。
「どうしようか?」「どうしたい?」と子に問い、自分で解決案を考えさせる。
その場で案が出ないようなら、「考えたらまた教えてね」でも良い。
“怒りたい気持ち”がぶつかりあっただけなら、「よ〜し、ママが怒っておくね!」とプリプリした可愛い感じで言う。
絶対に①兄弟の悪口を言わない②兄弟をかばわない③目の前で兄弟を叱らないこと。
暴力(叩く、物を投げるなど)や人を傷つける言葉(うざい、キモい、死ねなど)は、低い声で真面目な表情で必ず注意する。
「理由があったとしてもそれはだめ!暴力や相手を傷つける言葉抜きで、喧嘩をするなら喧嘩しなさい」と言う。
もしもそういった危険性がほとんどないなら、その場からそっと離れるのもひとつ。
なぜなら、仲裁に入ってほしくてエスカレートすることもあるからのぅ。
無理して丸く収める必要はない。
兄弟喧嘩は“人間関係の練習の場”。
日常で、兄弟がお互いに「大切な存在」と感じられる環境を作るのが養育者の大切な役割。
それにはときどき、“養育者も一緒に遊ぶ”が一番手っ取り早いぞよ~。
2025年08月19日
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